機械をいじるのが好きで電気関係の職に就く夢を見ていました。

しかし、父の意見で手に技術を持つことが大事と勧められ、理容学校に通いました。

そこで理容学校の先生から当時の理容組合県理事長の親の店で働くことを勧められ、5年間の勉強ののち、他店で修行、さらに8年勉強して26歳で独立しました。

田上の県道沿いの借家で開業。理容の競技大会に出場し、県代表としてレディースカット競技で全国大会に出場しました。昭和60年9月に現在の店舗に移転して現在に至っています。

理容室の営業を始めたことで、税の申告をしなくてはならなくなりました。初めは何もかも要領を得ず、独身で控除も経費もほとんどない為、1年分の所得税を分割2度払いしていました。

結婚を機に、帳簿記入を始めた妻が、確定申告時に青色申告会を紹介してもらい、入会。申告の手伝いをしてもらい、扶養控除等をとれるようになり、税金の支払いを抑えることができて、感謝しています。

現在は会計ソフト「ブルーリターンA」を導入して、パソコンでの帳簿記入をしています。

紙ベースの帳簿記入が必要なくなりましたが、税金の申告では相変わらず青色申告会のお世話になっていて、パソコンを抱えて相談会場で手続きをお願いしています。

▲　ご夫婦で切り盛りされていて、この店舗へ移転して39年経ちます。

▲　常連のお客様がご来店されていました。

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